Column
3月の幼稚園だより
“Good morning, my friends! Cameroon is a country with two languages, French and English. So I will teach you French, now.(みなさーん、おはようございます!カメルーンは英語とフランス語の二つの言語を使う国です。
だからフランス語を教えてあげよう)”とカメルーン出身のMr.Siがホールに集まった6クラス全員に大きな声で語りかけました。
Country Presentation の始まりです。
“ I say ‘Bonjour, Monami!’And you say ‘Bonjour, Mr.Si.’ OK?(僕が「ボンジュール、モナミ」って言ったら、みんなで「ボンジュール、ミスター シー!」って言ってね!OK?)”と、早速始まりました。
その勢いに気持ち良く乗り、声を合わせて皆でフランス語でご挨拶。
だからフランス語を教えてあげよう)”とカメルーン出身のMr.Siがホールに集まった6クラス全員に大きな声で語りかけました。
Country Presentation の始まりです。
“ I say ‘Bonjour, Monami!’And you say ‘Bonjour, Mr.Si.’ OK?(僕が「ボンジュール、モナミ」って言ったら、みんなで「ボンジュール、ミスター シー!」って言ってね!OK?)”と、早速始まりました。
その勢いに気持ち良く乗り、声を合わせて皆でフランス語でご挨拶。
次に教えてくれたのは、カメルーンでは学校に行くと毎朝起立して国歌を歌う、という事。
“So let’s sing together. Stand up, everyone! Stand up straight, like this.(だからみんなで歌おう! さあ、立ってください。そして、こんなふうに真っ直ぐに立とう)
”え? カメルーンの国歌? フランス語? 英語? それとも両方?などと考えているうちに前奏が流れ始め、Mr. Siが直立不動で歌い始めました。
耳を澄ませていると、英語のようです。
全員を代表して一生懸命歌うMr.Siの横顔が一瞬和らぎ、嬉しそうにも見えました。
“So let’s sing together. Stand up, everyone! Stand up straight, like this.(だからみんなで歌おう! さあ、立ってください。そして、こんなふうに真っ直ぐに立とう)
”え? カメルーンの国歌? フランス語? 英語? それとも両方?などと考えているうちに前奏が流れ始め、Mr. Siが直立不動で歌い始めました。
耳を澄ませていると、英語のようです。
全員を代表して一生懸命歌うMr.Siの横顔が一瞬和らぎ、嬉しそうにも見えました。
民族衣装を持ってきたというMr.Siは、カメルーンの正装着の長い羽織りを身につける様子を見せてくれました。
Mr.Siが袖を通した瞬間、美しい刺繍模様が、より一層美しく鮮やかに見えました。
いつものMr.Siから、1人のカメルーン出身の紳士に変身(?)といったところ。
“Cool!(かっこい〜い!)”誰かが叫ぶ声が聞こえました。
素敵な衣装を着たMr.Siは、大きなスクリーンに写しだされる写真を使って国旗、食べ物、ダンス、美しい自然、野生動物、などを紹介してくれました。
Mr.Siが袖を通した瞬間、美しい刺繍模様が、より一層美しく鮮やかに見えました。
いつものMr.Siから、1人のカメルーン出身の紳士に変身(?)といったところ。
“Cool!(かっこい〜い!)”誰かが叫ぶ声が聞こえました。
素敵な衣装を着たMr.Siは、大きなスクリーンに写しだされる写真を使って国旗、食べ物、ダンス、美しい自然、野生動物、などを紹介してくれました。
KCKのスタッフの出身地はまさに世界中。
肌の色もバックグラウンドもユニークな私たちですが、「子どもたちがより優しく、あたたかく、平和な世界をつくる人になって欲しい」という思いは一つ。
もうすぐもButterflyさんが卒園していきます。
世界中の国から来た先生達と共に日々を過ごし、歌を歌い、たくさん笑い、喜びを分かち合う中で、目には見えないしなやかな芯、多様な価値観や文化を尊重するやわらかな心が培われて来たはずです。
肌の色もバックグラウンドもユニークな私たちですが、「子どもたちがより優しく、あたたかく、平和な世界をつくる人になって欲しい」という思いは一つ。
もうすぐもButterflyさんが卒園していきます。
世界中の国から来た先生達と共に日々を過ごし、歌を歌い、たくさん笑い、喜びを分かち合う中で、目には見えないしなやかな芯、多様な価値観や文化を尊重するやわらかな心が培われて来たはずです。
どうかそのしなやかさを大切に、蝶の羽を背中につけて、世界に飛び出していって欲しいと願っています。