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Column 2024年12月

1月の幼稚園だより


									
 “Who wants to sing in the singing competition? (歌のコンクールで歌いたい人いるかな?)” Ms. Belleが Story Timeの途中で本を閉じて言いました。
歌うのが大好きな恥ずかしがり屋の女の子のお話でした。
彼女が、歌のコンクールに出る事を決意するシーンを読み終わったところでした。
Skyblue Cocoonのたくさんのお友だちが一斉に手を挙げました。
Ms. Belleが一人指名すると、その子はちょっと恥ずかしそうにもじもじしながら、前に進み出ました。
即興でマイク替わりに手にした蛍光ペンを握りしめながら、Ms. Belleが本物の司会者のように話しかけます。
”Good afternoon. What’s your name?(こんにちは、お名前を教えてください)” “How old are you?(何歳ですか?)” “What song are you singing for us today?(今日はどの歌を歌ってくれるのかな?)”
トップバッターの子はやや緊張気味に、でもハキハキとお返事をして、まるで本当にステージに上がった出演者のようです。
“Good luck!”とMs. Belle に言われて蛍光ペンのマイクを受け取り、その子が歌い始めると、観衆のクラスメイトは手拍子で音頭をとったり、一緒に歌い始めたり、めいめいが自由に応援し始めました。
彼女は気持ちよく歌い終わると、お辞儀をして締めくくりました。
そして拍手の嵐。
Ms. Belleはマイクを受け取り、再度出演者を募りました。
次の子はもっとリラックスした面持ちで前に出ると、熱唱。
3人目の子は小さめの声で、でもニコニコと楽しそうに歌い、4人目の子は一点を見つめながらしっかりとした声で歌ってくれました。
4人が歌ったのは“Felis Navidad”。
CocoonさんがChristmas Performance の為に練習を重ねていた歌の中でフィナーレを飾る一曲でした。

 
 Story Timeからごく自然に発生した歌のコンクール。
マイクを持って歌う出演者と、声援をおくる観衆、そして司会者の心が一つになった時間でした。
「ああ、なんて楽しいんだろう。このまま時間が止まって欲しい!」と思うほどでした。

 
 2024年度のスクールイヤーも余すところあと数ヶ月。
少し寂しさも感じますが、子どもたち一人一人の成長を喜び合い、1日1日をより一層大切に過ごして参りたいと思います。
Have a wonderful winter vacation!

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